「安全データシート(SDS)とは?」~ 課題の多いSDS翻訳の現状 ~

(1) 「SDS」って何?
「(Material) Safety Data Sheet、略称 (M)SDS)」または「(化学物質)安全データシート」とは、事業者が化学物質や化学物質を含む製品を他の事業者に譲渡または提供する際に添付するシートのことです。「SDS」には、化学物質の性状や取り扱いに関する情報がまとめられています。
最近では日本をはじめとするアジア圏や欧州でも「SDS」という呼称が一般的になってきました。
一部ではまだ「MSDS」と呼ばれる場合もありますが、いずれも同じものを指します。ただし、言語、GHS分類などは、その国の法規制に準拠して提示しなければなりません。
”Safety Data Sheet”もしくは「安全データシート」と書かれた最新版のSDSを入手する事が重要です。

SDSの翻訳には大別して [1]原文の内容を忠実に翻訳する(単純翻訳)場合と、[2]対象国の法規制に準拠させる形(GHS対応)で作成する場合の2通りがあります。アルビスではどちらも対応可能ですが、[1]の場合は税関用としても、組成、成分情報や輸送上の注意の部分などをはじめ、原文SDSに正確に翻訳することが必要とされますので、アルビスでも多くご要望を頂いております。
[2]の場合はさらに、化審法、毒劇法、安衛法、PRTR法等の国内法規制や、国連、ISO、OECD、米国、EU諸国の諸規制の動向を踏まえ、最新の国際基準で作成いたします。

(2)「GHS」って何?
「GHS」とは、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals:GHS)のことです。
2003年7月に国連勧告として採択されたもので、世界的に統一されたルールに従って、化学品の危険性や有害性を分類し、一目でわかるように絵文字を用いたラベルで表示したり、安全データシート(SDS)を提供したりして、災害防止や、人の健康、環境保護に役立てようとするものです。

(3) 通常の翻訳をしたSDSと法準拠したGHS対応のSDSとは何が異なるの?
アルビスでは、対象国での最新の法規情報や専門知識を基に、SDSやラベル案を作成するサービスを展開しています。その中で、通常の翻訳をしたSDSと法準拠したGHS対応のSDSでは一体何が違うのか?といったお問い合わせをいただくケースもあります。

<法準拠したGHS対応のSDSの概要>
単純にSDSを翻訳するだけではありません
日本語や英語等で作成されたSDSを原案として、各対象国の法規(標準)に準拠したSDSを作成します。特にSDSの第8項:許容濃度と、第15項:法規制は国によって異なりますので、現地法規に対応させます。通常の翻訳の場合は、単に原文の意味をそのまま対象国の言語に変換するだけですので、この部分の対応ができていません。

SDSの作成や翻訳には最新の法規情報、広い専門知識および高度なスキルが必要です
化学分野における専門知識と実務経験を有する翻訳者が、適宜専門家やネイティブとチームを編成して翻訳にもあたります。

<SDS翻訳の現状と課題>
ときにはSDSやラベルの作成が、単純な翻訳だけであると誤解されることもありますが、実際には国内外でも、アルビスのようにGHS対応のSDSやラベルを作成できる会社は限られています。
これは、SDSをGHSに準拠させることの難しさを物語っています。

アルビスではSDSおよびラベルに関して、多くの経験を持つ現地の専門家と日本の技術者の支援のもと、アルビスの専門スタッフが最新の法規に基づいたSDSおよびラベルを作成しています。

SDSの作成や翻訳を成功させるには、確かな業者選びが重要です。
お客様のご要望に合わせて専門スタッフがご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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